タイムモア G1 plus 手挽きミルでエスプレッソからフレンチプレスまでいける高品質ミル使用レビュー

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まる

こんにちは、まるです。
みなさんコーヒーはお好きでしょうか?

私は学生時代スターバックスでアルバイトをしていたこともあり、コーヒーがとても大好きで、自宅にはさまざまな抽出器具やコーヒーグッズを取り揃えております。

今回は私が持っているコーヒーグッズのうち、TIMEMOREさんのコーヒーミル「タイムモアG1プラスコーヒーミル」を紹介しようと思います。

目次

TIMEMORE(タイムモア)について

今回ご紹介するコーヒーグッズは「TIMEMORE」さんというメーカーの商品です。

TIMEMOREはデザインや器具にこだわりを持った数人のコーヒー愛好家によって、上海で2012年に設立された比較的まだ新しいコーヒグッズのメーカです。


コーヒ器具は割と老舗ブランドから完成された商品が出ており、高品質なものは老舗ブランドから選択するといいうイメージが強いかもしれません。

ちょこっとメモ
TIMEMOREのコーヒーミルは上海のスターバックスの旗艦店でコラボ商品が発売されています。
そのことからもTIMEMOREの商品がいかに高品質で洗練されたデザインだということが伺えます。

コーヒーミル、コーヒグラインダーについて

豆を挽くのにもこだわるべき?コーヒーミルにこだわるべき理由

そもそも、コーヒーミルやコーヒグラインダーとは焙煎されたホールビーンの状態のコーヒ豆を細かく粒子状に挽く道具のことです。

コーヒー豆は挽かれた粉の状態で保管すると空気に触れる面積が多くなるため酸化が進み風味が損なわれてしまいます。
そのため、コーヒー豆は抽出を行う直前で挽くのがおすすめです。

美味しいコーヒーを自宅でも楽しみたい、と考えている人で抽出器具などにこだわる方は多い印象ですが、このコーヒーミルまでこだわる人はなかなか多くはないと思います。

とりあえず豆が挽ければいいと思われがちですが、実はこのコーヒーミルは美味しいコーヒーを淹れるための重要なアイテムの一つとなります。

コーヒの豆を挽く過程、また挽いた豆の粒の大きさはコーヒ−の風味に直結します。そのためコーヒーの抽出過程において、挽いた豆の粒度が揃っていることはおいしくコーヒーを淹れることにおいて非常に重要なポイントとなります。

コーヒーミルは電動、手動どっちがいい?

コーヒーミルの種類は大きく分けて電動のものと手動のものがあります。

コーヒーミルを選ぶ際にまず最初に迷うのが、電動のものがいいのか手動のものがいいのかという点だと思います。


電動手動にはそれぞれ長所短所があり一概にどちらがいいということは言えません。それぞれの利用シーンやニーズにあったコーヒーグラインダーを選ぶことをおすすめします。

手動ミルのメリット・デメリット

メリット
・小ぶりなものが多く、アウトドアでも使用可能
・電源がいらないので置く場所に困らない
・豆を挽くときにコーヒーの香りも楽しめる

デメリット
・一度に挽ける豆の量が少ない
・手動なので腕が疲れる
・電動よりも時間がかかる

手動ミルのメリットはなんといっても電源を必要としないので、すぐに持ち運べたり置き場所に困らないお手軽さです。


また、個人的にはコーヒーは飲むだけではなく香りも楽しむものだと思っているので、手動でガリガリと挽くあの時間が至福であり手動ミルの特権でもあると思います。

また、キャンプなどでも挽きたてのコーヒーを楽しみたい方にはぴったりのアイテムだと思います。

電動ミルのメリット・デメリット

メリット
・自動なので早くて楽
・一度にたくさんの豆を挽くことができる

デメリット
・電源を必要とし大きいものが多いため置き場所に困る
・挽く音が大きい
・アウトドアなどには向かない

電動ミルの最大のメリットはやはり、スイッチひとつで豆を挽くことができる楽さです。

また容量の大きいものを買えば一度にたくさんの量の豆を挽くことができます。

タイムモア G1 plusはこんなひとにおすすめ

今回紹介するTIMEMORE G1 plusは手動ミルになります。私も電動ミルを購入するか手動ミルを購入するか最後まで悩みました。

最終的に手動ミルに決定した一番の決め手は持ち運びができ、置き場所に困らないという点です。

また下記のようなニーズのある方にもおすすめのアイテムとなります。

・一度に淹れるコーヒーの量は1−2人分程度
・ミルもこだわって高品質なものを使用したい
・豆の挽き具合を細かく調整でき、ハンドドリップだけでなくフレンチプレスやエスプレッソなど用途を分けて豆を挽きたい
・見た目がオシャレでインテリアとしても楽しみたい
・コマンダンテのコーヒーグラインダーが気になるけど高すぎて手が出ない…という人

タイムモア G1 plus使用レビュー

TIMEMOREの公式サイトを見ていただくとわかりますがG1プラスは今のところ最上位モデルとなります。他にもコンパクトでアウトドア向きのナノやスリムプラス、エントリーモデルのC2などがあります。

今回はより高品質なものを求めておりましたのでG1plusを選びました。

ちょこっとメモ
以前はタイムモアG1とG1plusという商品があったようですが、今はG1plusに統一されたようです。違いは中に入っている豆を挽く臼の形状がバージョンアップされたものがG1plusだそうです。

タイムモア G1 plus 商品仕様

商品使用は以下の通りです。

【商品の仕様】
本体:アルミニウム合金
粉受け:黒クルミ+アルミニウム合金
カラー:ブラック
臼:新開発E&B臼:チタンでコーティングされた420ステンレス鋼(G1plus)
容量:最大 30g

容量は最大30gとなっておりますが豆の種類によっては20〜25g程度しか入らないものもありました。重量はおおよそ560g程度でハンドルは取り外すことはできますが、折り畳むことはできません。

G1plusはどちらかというとアウトドア用というよりかはお家でゆっくりコーヒーを楽しむ人向けの商品になります。

タイムモア G1 Plus商品の外観

実際の商品の外箱です。シンプルなデザインでマットな質感の箱の中央にはブランドロゴがります。

中を開けるとこんな感じでコーヒーミルのお出ましです。持ち手や粉受けの部分がクルミの木、いわゆる高級木材でもあるウォルナットでできております。

アルミニウム部分の本体はマット加工されており手触りもいいです。本体が完全な円形ではなく少し角張った形になっているので、手で持った際もグリップ感がしっかりとあり挽くときにも無駄に力を必要としない作りになっております。

また、ハンドルの軸の内部にはベアリングが入っており、驚くほどスムーズに回すことができます。ベアリング?という方は、一昔前に流行ったハンドスピナーをイメージしていただければわかりやすいと思います。

豆の挽き具合の調節の仕方

豆受けの部分とアルミ部分は磁石でくっついており、豆受けをとると中はこのようになっております。

こちらのつまみを反時計回りに回すと挽いた豆の粒度が荒くなり、時計回りに回すと粒度を細かくすることができます。またつまみを回す際は本体上部にハンドルを取り付けてから回すようにしてください。

取扱説明書は中国と英語のみの表記になります。豆の挽き具合についての表記は上のとおりになります。

Clicksと書かれているのは何回カチッっとつまみを回したかの回数で、それぞれ臼の形状と抽出方法によっておおよそのクリック数が記載されております。
今回購入したG1plusの臼の形状は五角形の刃(5blades)になりますので、そちらを参考にします。

エスプレッソは10-14クリックとありますが、私の持っているエスプレッソマシンflair pro2では12クリックあたりがちょうどいい挽き具合でした。

手動のエスプレッソ抽出器具のflair pro2についてはまた別の機会でご紹介させていただきます。

通常のハンドドリップでは18-24となっておりますが、ペーパーフィルターでのドリップだと24-26あたりがちょうどいい抽出スピードになりました。しかし、この辺りはまだまだ日々いろいろな引き具合を試しており、まだまだ実験中です。

豆の挽き具合によって抽出の度合いが変わり、これもまたハンドドリップならではの楽しみと言えます。

タイムモアG1Plusで実際にコーヒーを抽出

ペーパードリップで抽出

まずはKINTOのブリュワースタンドの金属フィルターで抽出をしてみました。

実際挽いた豆を見てみても目立った微粉なども見当たらず粒度も綺麗にそれっていることがわかります。

金属フィルターの特徴として、ペーパーフィルターとは違い抽出する際に微粉もコーヒーの中に落ちてしまうのですが、今回TIMEMOREを使用して挽いた豆で入れたコーヒではその微粉も最小限に抑えられておりました。

手動エスプレッソマシン「flair pro2」で抽出

続いては粒度を変えてエスプレッソ用に調整し直し、極細挽きにしてみました。タンピングし豆の様子を見てみると、綺麗に平に豆が敷き詰められており大きい粒などなく、ちゃんと極細で挽けていることがわかります。

エスプレッソで抽出した結果、綺麗にクレマもでき、エスプレッソをおいしく淹れる条件の一つである豆の挽き具合もこの通りばっちりクリアです。

個人的にはこのエスプレッソ用に豆を挽ける点が一番嬉しいポイントであり、この商品を購入した動機の一つでもありました。

エスプレッソ用にコーヒー豆を挽くこのとのできるミルは電動式のものが多いという印象があり、手動のものでは極細引きが綺麗にできないと思っておりましたが、この抽出結果を見て本当に買ってよかったと思いました。

またエスプレッソの抽出にも使用したflair pro2の素晴らしさも同時に体感することができました。

ちょこっとメモ
ハンドドリップではある程度挽いた豆の粒度にばらつきがあっても案外どうとでもなりますが、高気圧で抽出するエスプレッソはそうはいきません。
すこしでも粒度が揃っていない粉があると抽出スピードが不安定になり、綺麗なクレマ(コーヒーの上のきめ細かい泡状のもの)を出すことができません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回紹介した手動コーヒーミルのタイムモアG1プラスはハンドドリップ用にコーヒー豆を挽くだけでなく、エスプレッソも綺麗に抽出することができました。

エスプレッソの抽出のために高品質のミルが欲しいと思っていましたが、電動式は置く場所が確保できないため手動ミルで探しておりました。
高品質な手動ミルとしては「コマンダンテ」という商品がかなり有名ですが、5万円前後とかなり高級なアイテムになってしまいます。

そこで今回ご紹介した高品質でさらにコマンダンテの半額以下の値段で購入することができるTIMEMOREG1plusという商品に出会い、即決で購入に至りました。

使用後の感想としては想像以上の品質に大変満足いたしました!

まだまだお家にはもっと紹介したいコーヒーグッズがございますので、もし気になる方はツイッターやInstagramのフォローをお願いします!

今回ちょこっと登場したエスプレッソ抽出器具のflair pro2の使用レビューも、後日記事を投稿する予定です!

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この記事を書いた人

30代前半
国立大学/大学院を修了(理系)
IT系の企業でばりばり働き中
コーヒー/カメラ/ガジェット/投資 が趣味

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