皆さんこんにちは、うりです。
外出先から戻ってきた時、カバンの奥底に鍵があり取り出すのに苦労した経験や、出かけた後に「あれ、玄関の鍵閉めたっけ?」と気になり一旦家に戻った経験のある方は多いのではないでしょうか。
このような苦労を極力したくないため、この度我が家ではスマホで施錠・解錠できるスマートロック「SESAME 3(セサミ3)」を購入しました。
今回はスマートロックのデビューにおすすめな、「SESAME3」の紹介と実際に使用してみたレビューを書いていきます。
この記事はこんな方におすすめ
- 鍵で玄関を開け閉めするのが億劫な方
- 玄関の鍵を閉めたか不安になる方
- カバンから鍵を取り出すのが面倒くさい方
スマートキー「SESAME3」導入のメリット
そもそもスマートキーとは
スマートキーとは、スマホやICカード等を使用し、鍵を使わずに解錠・施錠できる電子機器のことです。
IoTやスマートホームといった類のアイテムになります。
メリット1:鍵を取り出して開ける・締めるといった動作が不要になる
なんといっても一番のメリットは「鍵を取り出さなくていい」です。バッグの中の鍵を探したり、すぐ開けられるようにあらかじめ鍵を取り出しておいたりといった動作が一切不要になります。
時間がない時や、雨が降っていたり、荷物が多い時に特に便利です。
また、リアルな鍵を使わないため「鍵を紛失した」「鍵が折れた」などのトラブルのリスクも回避することができます。忘れ物が多い方、物を無くしやすい方には非常に便利だと思います。
今回紹介するSESAME3はBluetooth、Wi-Fiを使って解錠することができます。また、付属品のNFCタグを使用することでスマホでタッチするだけでも鍵を開け閉めすることができます。
メリット2:オートロック機能がある
SESAME3に搭載されているオートロック機能を使うことでなんと自宅の玄関をホテルの部屋のようにオートロックすることができます!
オートロック機能を使用することで「鍵を閉める」といった動作がそもそも不要になります。
また、出かけた後に「あれ、玄関の鍵閉めたっけ?」と不安になることも無くなります。
時間的にも精神的にもゆとりができ、些細なことですが生活を快適にしてくれます。
メリット:3防犯対策になる
SESAME3は鍵が開くとスマホアプリから「解錠されました!」と通知する機能を搭載しております。
そのため、家に誰も帰宅しない時間に通知が来れば、不審者が侵入したのでは?と外出先で気付くことができます。
また、お子さんのいる家庭では、共働きで家を開けていても、子どもが帰宅して玄関を開ければ通知が行くので、ちゃんと帰っているかの確認をすることができます。
スマートキー「SESAME 3」導入のデメリット
オートロックで締め出される
ホテルのオートロックでうっかり鍵をなかに置いたまま出てしまい閉め出された、という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
スマートロックの便利な機能の一つ「オートロック」でこれが自宅でも起こってしまいます!うっかりスマホや鍵を持たずに外に出てしまった場合、締め出されてしまうとホテルとは違い中に入れなくなる…なんてことも。
私も導入したばかりのころ、ゴミ出しにスマホも家の鍵も持たずに出てしまい危うく閉め出されるところでした。
SESAME 3のオートロック機能は鍵が解錠されてから何秒後、何分後にオートロックするか、ということを調節することができます。
オートロック機能はあくまで鍵の閉め忘れ防止、といった観点で使用しオートロックされるまでの時間を1分以上にするなど長めに設定することをおすすめします。
電池が切れる
SESAME3は乾電池で動作しております。そのため、外出先から戻ってきたら電池が切れていて、スマートキーが動かず家に入れない。ということが起こり得ます。
基本的には電池が切れそうになったらアプリで通知が行くようになっており、電池の残量もアプリで確認することができます。うっかり電池を取り変えるのを忘れないように注意が必要です。
また、スマホの充電が切れてしまい、家に入れなくなるパターンもあります。
実際の鍵では開けることができるので、万が一のことも考えて本物の鍵も念のため持ち歩いた方が良さそうですね。
思わぬトラブルが起こる
スマートキーは電子機器であるため、故障や動作不良などの思わぬトラブルが突然起こるりすくもあります。
急にスマホから解錠ができなくなる、物理的に壊れてしまう、など突発的に起こる可能性があるので注意が必要です。
SESAME3使用レビュー
では、今回私が購入したSESAME 3について紹介します。
商品紹介
- 商品名 :SESAME3(セサミ3)
- 販売会社 :CANDY HOUSE
- サイズ :D92.7 × W57 × H54.5(mm)
- 値段(本体):5,800円(税抜)
- 値段(WiFi):1,980円(税抜)
SESAME3のみでも使用することはできますが、合わせてWi-Fiモジュールも一緒に購入することをおすすめします。
SESAME3本体だけだとBluetooth接続になるため、近くに行かないとスマホから使用することができません。しかしWi-Fiで接続をしていれば離れていても鍵の開け閉めが行えるようになります。
本体とWi-Fiモジュールの両方買っても、税込1万円以内で購入できるので大変お得です。
★商品の詳細情報が気になる方は、公式サイトのURLを貼っておくのでご確認ください↓
SESAME3の開封
シンプルな箱に包まれて届きました。1枚目が本体の箱で、2枚目がWi-Fiモジュールが入っている箱です。
Wi-Fiモジュールは購入必須ではないのですが、出先からも操作が可能になるのでとても便利です。
SESAME3に同梱されてくるNFCタグの使い心地
鍵マークのシールはSESAME3本体についてくる、「NFCタグ」です。
iPhoneの「ショートカット」というアプリで設定することで、このタグにスマホをかざすと、解錠・施錠できるようになる優れものです。これが本体とセットになっているのはありがたいです。
iPhoneとの連携を済ませたNFCタグシールを玄関の内側につけておいて、扉がしまった後にタッチして鍵を閉めるといった使い方もできます。扉の外側のポストの下など目立たない場所に貼り付けることで、タッチで家の鍵を開ける、といった使い方もできます。
NFCタグでの解錠はかなり期待しておりましたが、実際に使用してみた感想は少し反応速度が遅かったです。
SESAME3取り付けイメージ
SESAME3はネジも取り付け工事も不要で両面テープで簡単に取り付けることができます。
我が家は賃貸ですが写真のように簡単に取り付けることができました。
マンション等での取り付けの注意点
共用のエントランスがオートロックの物件ではもちろんエントランスにスマートキーを取り付けることはできないません。エントランスに入るところの解錠はどうしても手動になってしまいます。
これが理由で購入を断念している方も多いと思います。私も引越し前はそれが理由で断念しました。
使用し始めてから1ヶ月ほど経ちますが、今のところしっかりと扉に張り付いていて、落ちてくる心配もありません。
横から見た感じ。鍵のつまみの形に合わせて設置できるので、鍵のつまみが分厚いタイプの玄関にも使えます。
SESAME3は、NFCタグの他に「セサミ、ひらけゴマ!」というアプリで解錠・施錠することができます。アプリの設定は数分で終わるほど簡単ですし、使い方もアプリ画面の右上にある鍵のマークをタップするだけで良いので簡単です。
また、Apple Watchでも、Bluetooth接続とWi-Fi接続の両方で使うことができます。解錠・施錠の反応速度は、iPhoneから開け閉めする際と同じくらいです。Apple Watchを持っている方なら、iPhoneから使うより、Apple Watchから使うのがおすすめです。
小さい&画質が悪いで、見にくいですが…自動で施錠できていますね。
また、SESAME3には時間式のオートロック機能が付いています。一軒家やアパートなど、マンションのようなオートロック機能のない家では、スマートキーを使うことで防犯対策に繋がりますね。
Qrio Lock(キュリオロック)よりもSESAME3
後付けスマートキーでは、「Qrio Lock(キュリオロック)」も有名な商品だと思います。
我が家もQrio LockとSESAME3のどちらを購入するか悩みました。
キュリオロックに搭載されている機能はほとんどSESAME3にも搭載されているので、コスパのいいSESAME3を選択しました。
SESAME3は1万円以下で購入できるのに対し、Qrio Lockは約25,000円程度します。
万が一、購入後に自宅の玄関にスマートキーがうまく付かなかったり、使ってみて「スマートキーってイマイチだな〜」と思った場合、3万円近くもかけて購入していると残念なので、スマートキーデビューとして今回はSESAME3を購入してみました。
★Qrio Lockってなに?という方向けに、公式サイトのリンクを貼っておきます↓
まとめ
今回は後付けスマートキー「SESAME3」について紹介しました。
お財布に優しい価格なのにも関わらず、オートロック機能により鍵を閉め忘れることが無くなったり、防犯対策に繋がったりと、非常にコスパが良い商品を買うことができた!と満足しています。
自宅の防犯対策が心配な方や、鍵をよく紛失する方などは、スマートキーの導入を考えてみてはいかがでしょうか。
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