皆さんこんにちは、うりです。
今回は、私が普段使っているカメラ【SONY α6700】と【FUJIFILM X100VI】について、愛犬を撮りやすいのはどちらか?という観点で比較してみます。
愛犬と暮らしていてカメラを探している方、ぜひ参考にしてみてください!
この記事はこんな方にオススメ
- 愛犬と暮らしている方
- カメラを探している方
- 愛犬をいいカメラで撮影したい方
SONY α6700 vs FUJIFILM X100VI
では早速、比較していきます。
前提:基本スペック
まず初めに、基本スペックについて纏めます。
なお、SONY α6700には【SEL24F14GM】というレンズを付けています。
項目 | SONY α6700 | FUJIFILM X100VI |
カメラタイプ | ミラーレス(レンズ交換式) | コンパクト(レンズ固定) |
センサーサイズ | APS-C(約2600万画素) | APS-C(約2610万画素) |
レンズ | 24mm F1.4 ※SEL24F14GM | 23mm F2 |
焦点距離換算 | 36mm相当(APS-C換算) | 35mm |
AF性能 | 非常に高速、AI認識AFあり | 被写体検出は簡易的 |
動画性能 | 4K60p/120p(クロップあり)Log撮影可 | 6.2K30pまで対応、Log撮影なし |
手ブレ補正 | ボディ内5軸IBIS+レンズ側手ブレ補正 | ボディ内5軸IBIS |
重量 | 本体約493g+レンズ約445g | 約521g |
ファインダー | 約236万ドット EVF | 約369万ドット EVF |
液晶 | バリアングル液晶 | チルト液晶 |
価格帯 | 本体約24万円+レンズ約24万円 | 約28万円 |
表現性 | レンズ交換可、撮影自由度が高い | フィルムライクな色表現に特化 |
想定ユーザー | 中上級者〜プロ向け | 初級〜中級〜上級スナップ派 |



①持ち運びやすさ
上記の表の「重量」を見ていただきたいのですが、SONYは約938g/FUJIFILMは約521gと、約倍ほど重量が違います。
ちなみに上から見た感じだと、こんなにサイズに差があります。

SONYに付けているレンズが大きいこともありますが、ボディ自体を比較してもSONYよりFUJIFILMの方がコンパクトなことが分かるかと思います。
愛犬を連れてお出かけする時、荷物が多くなればなるほど&重くなればなるほど移動が大変ですよね。
特に我が家は基本的に公共交通機関を使って移動することが多いため、荷物が多いともう大変です。
そのため持ち運びやすさで言えば、FUJIFILM X100VIの方が圧倒的に楽です。
②AF性能
AF(オートフォーカス)の性能については、SONY α6700の方が圧倒的に優秀です。
数年前からSONYを使っていて、今年に入ってからFUJIFILMも使い始めたのですが、AF性能の差に驚きました。そのくらい違います。笑
まずSONYは愛犬(被写体)に向けてシャッターボタンを半押しすると、一瞬で愛犬の瞳にフォーカスが合います。本当に一瞬です。体感0.5秒くらい。そして愛犬が移動しても追尾できます。
一方FUJIFILMは愛犬に向けてシャッターボタンを半押ししても、なかなか瞳にフォーカスが合いません。自分で愛犬の顔の辺りにフォーカスを持っていくと、ようやく瞳にフォーカスが合います。愛犬が動くと追尾は難しいです。
※特に我が家の愛犬おせろ君は顔周りが真っ黒なので、AFが難しいのだと思いますが…
個人的には、
・よく動くわんこを撮りたい・ドッグラン等で遊んでいるところを撮りたい場合:SONY一択
・フォトブースやカフェなどじっとしているところを撮りたい:SONYor FUJIFILMで選択の余地あり
だと思います。
③レタッチ・加工
SONYはRAW画像で撮れるので、Lightroom等でがっつりレタッチすることができます。

自分好みのレタッチができる一方で、写真1枚1枚に対してレタッチをする必要があるので地味に時間が掛かります。

FUJIFILMはRAW画像では撮れず基本的にJPEGなので、Lightroom等を使ってがっつりレタッチすることは難しいです。
ただし14種類のフィルムシミュレーションを使うことができるため、自分好みのフィルムテイストな写真を撮ることが可能です。最初からレタッチ不要というわけです。

※フィルムシミュレーションについての公式サイトはこちら↓

カフェ・フォトブースでの撮影、街中でのスナップ撮影にカメラを使いたい場合は、個人的には FUJIFILMが便利かなという印象です。
④写真の色味
レタッチ・加工と似ていますが、写真の色味についてもSONYと FUJIFILMで大きく異なります。
SONYは自分好みにレタッチできるので、基本的にはシャドウを上げて明るめの写真に加工しています。
おせろ君のInstagramでいうと、この辺りの写真です。(右上・右下はスマホで撮っています)

FUJIFILMは「シネマ」という低彩度で撮れるフィルムシミュレーションを使って撮っています。
インスタでいうところの、この辺りの写真です。(右上だけスマホで撮っています)

この辺りは、個人の好みによりますよね。
・自分好みのレタッチを行いたい場合:SONY
・フィルムっぽい写真が撮りたい場合: FUJIFILM
という使い分けかなと思います。
※おせろ君のInstagramはこちら↓

まとめ
今回は【SONY α6700】と【FUJIFILM X100VI】について、愛犬を撮りやすいのはどちらか?という観点で比較してみました。
記事の内容を纏めると、
SONY α6700
・多少重くても持ち運びが苦ではない
・愛犬が遊んでいるところを撮りたい
・レタッチが好き
・自分好みの色合いにしたい
FUJIFILM X100VI
・なるべく軽いカメラがいい
・じっとしている愛犬を撮りたい
・レタッチが苦手
・最初からフィルムライクな写真を現像したい
ですね。
どちらのカメラも特徴があるので、自分が撮りたい写真に合っている方はどちらか?という観点で選ぶのがよいでしょう。
ちなみに今回取り上げたのは【SONY α6700】と【FUJIFILM X100VI】についてですが、基本的にはSONY製品と FUJIFILM製品にも同様のことが言えるのではないかなと思っています。
この記事が少しでも皆さまのカメラ選びのお役に立っていれば幸いです♩



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