皆さんこんにちは、うりです。
今回は、愛犬おせろ君が使っている歯磨きペースト
・anicom CRYSTAL JOY
・OraBio Paste Pro
についての紹介と、商品比較を行います。
犬用歯磨きペーストを探している方、ぜひ最後まで見てみてください♩
この記事はこんな方にオススメ
- 犬用歯磨きペーストを探している方
- anicom CRYSTAL JOYについて知りたい方
- OraBio Paste Proについて知りたい方
はじめに:犬の歯磨きペースト、どう選んでいますか?
犬の歯磨きは大切だと分かっていても、いざ歯磨きペーストを選ぼうとすると「種類が多くてよく分からない」と感じる方が多いのではないでしょうか。
パッケージ裏の成分を見ても、専門的な用語が並んでいて、何を基準に選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。
今回は、愛犬おせろ君も使っている かつ 犬用歯磨きペーストとして考え方の異なる2つの商品を比べてみることにしました。
- anicom CRYSTAL JOY
- OraBio Paste Pro
どちらが良い・悪いという話ではなく、成分の考え方やケアの方向性の違いを知ることで、「その子に合う歯磨きペースト」を選ぶヒントになればと思います。
①今回比較する2つの犬用歯磨きペーストについて
今回取り上げる2つの歯磨きペーストは、どちらも「犬の口腔ケア」を目的としていますが、アプローチの仕方が大きく異なります。
anicom CRYSTAL JOY
→ 成分を絞り、清掃を重視したシンプルな設計
OraBio Paste Pro
→ 歯だけでなく、口腔内環境全体を整えることを意識した設計
まずは、それぞれの特徴を、成分の考え方を中心に比較していきます。
②anicom CRYSTAL JOY
anicom CRYSTAL JOYは、全体的に成分数が少なくシンプルな歯磨きペーストです。

成分
・溶剤:水
・粘度調整剤:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
・pH調整剤:リン酸Na、リン酸2Na、水酸化Na
・清掃剤:亜塩素酸Na
ペースト自体は透明で、水が含まれている分粘度は低め。
注目したいのは、清掃剤として亜塩素酸Naが使われている点です。
歯の表面を清潔に保つことを目的とした設計で、歯磨きそのものの「落とす・清掃する」役割を重視しています。
成分が少ない分、
- できるだけシンプルなものを使いたい
- まずは歯磨き習慣をつけたい
- 成分数が多いものに不安を感じる
といった飼い主さんに向いている印象です。
③OraBio Paste Pro
一方、OraBio Paste Proは、口腔内全体の環境を整えることを意識した歯磨きペーストです。

成分
・グリセリン
・タマリンドガム、グァーガム
・ヒドロキシアパタイト(卵殻由来)
・ラクトフェリン
・ラクトペルオキシダーゼ
・グルコースオキシダーゼ
・リゾチーム(卵白由来)
・乳酸球菌培養エキス
・グリシン、ポリリシン
・クエン酸
・保存剤:ベンザルコニウムクロリド
ペースト自体は白色で、粘度は高め。
特徴的なのは、ヒドロキシアパタイトや乳酸菌由来成分、酵素系の成分が多く含まれている点です。
歯そのものだけでなく、口腔内のバランスや環境を整えることに重点を置いた設計で、口臭や歯周ケアまで意識したい場合に選択肢になりそうです。
ただし、卵殻由来・卵白由来の成分が含まれているため、卵アレルギーがある子には注意が必要です。
④成分から見る2つの歯磨きペーストの違い
上述した通り、anicom CRYSTAL JOY と OraBio Paste Pro は、目指している方向性が少し違う歯磨きペーストです。
簡単に整理すると、次のような違いがあります。
| 比較ポイント | anicom CRYSTAL JOY | OraBio Paste Pro |
| 成分のシンプルさ | ◎ | △ |
| 清掃重視 | ◎ | ○ |
| 口腔内環境ケア | △ | ◎ |
| 成分の種類 | 少 | 多 |
| アレルギー配慮 | 比較的し易い | 卵由来成分あり |
CRYSTAL JOYは「歯を清潔に保つ」ことをシンプルに行う設計。
anicom CRYSTAL JOYは歯+口腔内環境をトータルで整える設計。
どちらが優れている、というよりも、考え方が違うと捉える方がしっくりきます。
⑤どんな犬・飼い主さんに向いている?
それぞれの特徴から、向いていそうなケースをまとめてみました。
anicom CRYSTAL JOYが向いている子
・歯磨きを始めたばかり
・できるだけ成分はシンプルにしたい
・歯の表面の清掃を重視したい
・アレルギーが心配で慎重に選びたい
まずは「歯磨き習慣をつける」ことを優先したい場合に、取り入れやすい印象です。
OraBio Paste Proが向いている子
・口臭や歯周ケアまで意識したい
・口腔内環境全体を整えたい
・成分の働きを理解したうえで選びたい
・ある程度歯磨きに慣れている
歯磨きを「ケアのひとつ」として、少し踏み込んで考えたい場合の選択肢になりそうです。
ちなみに愛犬おせろ君は、毎日夜ごはん後に歯磨きすることを習慣化していて、anicom CRYSTAL JOYとanicom CRYSTAL JOYを日替わりで使用しています。
⑥実際に使うときの注意点
どちらの歯磨きペーストを使う場合でも、いくつか意識しておきたいポイントがあります。
・ペーストはあくまで補助的な存在
・歯磨きは「続けること」が一番大切
・体質やアレルギーには十分注意する
特に OraBio Paste Pro は、卵由来成分(卵殻・卵白)が含まれているため、アレルギーのある犬には使用を控える、もしくは事前に獣医師に相談するのがおすすめです。
また、どんなに成分の良い歯磨きペーストでも、無理に使って歯磨きが嫌いになってしまっては本末転倒。
その子の性格やペースに合わせることをいちばん大切にしてあげてください。
まとめ|「正解」よりも「合うもの」を選ぶ
anicom CRYSTAL JOY と OraBio Paste Pro は、どちらも犬の歯の健康を考えた歯磨きペーストですが、アプローチは異なります。
・シンプルに、歯の清掃を重視したい
→anicom CRYSTAL JOY
・口腔内環境まで含めてケアしたい
→OraBio Paste Pro
大切なのは、「どちらが正解か」ではなく、その子にとって続けやすいかどうか。
歯磨きは、1日や2日で結果が出るものではありません。
無理なく、気持ちよく続けられる歯磨き習慣のために、成分を知った上で選ぶ。という視点もひとつの方法だと思います。

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