皆さんこんにちは、うりです。
今回は、犬用サプリとして人気な「アンチノール」と「アンセット」の製品比較を行います。
愛犬に向いているのはどちらか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください!
この記事はこんな方にオススメ
- 愛犬の関節ケアや被毛ケアを行いたい方
- アンチノールとアンセットの違いについて知りたい方
- 愛犬に合うサプリはどちらか気になる方
製品比較
では製品比較をしていきましょう。
アンチノールとアンセットの共通点
最初に、アンチノールとアンセットの共通点を纏めます。
共通点
・主成分はモエギイガイ由来の脂質
(オメガ3系脂肪酸を豊富に含みます)
・オリーブオイルを基材として使用
・ソフトカプセルの形状
・1粒あたりのカロリーがほぼ同じ
単純に列挙すると似ていますよね。
※余談
我が家の愛犬おせろ君は、パピー〜3歳頃までアンチノールを飲んでいて、3歳〜アンセットを飲んでいます。


成分等の比較
アンチノール | アンセット | |
成分 | 蛋白質 29%以上 脂質 51%以上 粗繊維 0.1%以下 灰分 0.6%以下 水分 4.5%以下 | 粗脂肪 40%以上 粗蛋白質 35%以上 水分 9%以下 灰分 2%以下 粗繊維 0.1%以下 |
原材料 | オリーブオイル EAB-277(海洋性脂質:モエギイガイ抽出脂肪酸PCSO-524+クリルオイル) 酸化防止剤(d-α-トコフェロール(ビタミンE)) カプセル(牛由来ゼラチン、グリセリン、加工でん粉) | モエギイガイ抽出脂質 オリーブオイル カプセル(豚由来ゼラチン、グリセリン、ソルビトール) |
カロリー | 1.6kcal / 1粒 | 1.7kcal / 1粒 |
値段 | 3,630円 / 30粒 | 3,300円 / 30粒 |
アンチノールの方が原材料が多く高脂質。アンセットは比較的シンプルな内容ですね。
アンチノールの特徴
アンチノールの特徴としては、以下が挙げられます。
・海洋性脂質EAB-277を採用
→モエギイガイ抽出脂肪酸(PCSO-524)とクリルオイルを組み合わせた、アンチノール独自の成分を配合
→抗炎症作用や細胞膜保護効果を強化した成分設計
・成分比
→蛋白質 29%以上(アンセットより低蛋白)
→脂質 51%以上(アンセットより高脂質)
・カプセル成分
→牛由来ゼラチン
・酸化防止剤
→ビタミンEを配合
・見た目
→粒の色が薄く、無臭

アンチノールは、関節ケアや皮膚・心血管サポートに加え、より強い抗炎症・抗酸化効果を狙ったサプリと言えるでしょう。
アンセットの特徴
アンセットの特徴としては、以下が挙げられます。
・シンプルな原材料
→モエギイガイ抽出脂質とオリーブオイルのみ
→クリルオイルやビタミンEは含まれていない
→リン脂質・EPA・DHAが豊富
・成分比
→粗脂肪 40%以上(アンチノールより低脂質)
→粗蛋白質 35%以上(アンチノールより高蛋白)
・カプセル成分
→豚由来ゼラチン
・酸化防止剤
→なし
・見た目
→粒の色が濃く、最初は臭く感じた(今は慣れました)

アンセットは、余分な添加物を避け、純粋にモエギイガイ脂質を与えるのに向いているサプリと言えるでしょう。
選び分けのポイント
愛犬のケアしたい部分が、
皮膚等の炎症や関節トラブルが強い場合:アンチノール
シンプルな成分で栄養補助を重視したい場合:アンセット
を選ぶのがポイントかなと思います。
また、アンチノールとアンセットではカプセルの成分が異なりますので、もし牛アレルギーのある場合はアンセットを、豚アレルギーのある場合はアンチノールを選ぶのが良いかと思います。
ちなみに愛犬おせろ君は3年ほどアンチノールを飲んでいたのですが、3歳の健康診断で胆泥症が見つかったため「胆嚢や肝臓の負担を少なくしたい!」と思い、より低脂質でシンプルな成分構成であるアンセットに切り替えました。
以前別の記事で書いたように、4歳の健康診断では胆泥症が認められなかったため、アンセットに切り替えたことも改善した要因の1つかなと考えています。


まとめ
今回は、犬用サプリとして人気な「アンチノール」と「アンセット」の製品比較を行いました。
同じモエギイガイ由来の脂質を主成分とするサプリでも、比較すると意外と異なる部分が多かったですね。
サプリを決める際は、愛犬のケアしたい部分や愛犬の体質に合わせて、アンチノールが向いているのか?アンセットが向いているのか?をしっかりと考えて選ぶことをオススメします。
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